スピーカーケーブル KIMBER KABLE 4TC-AN を使ってみた
スピーカーケーブルの変更は、音の質に大きな変更をもたらします。
高いDACやら電源を買うより、よほどコスパが高い。
現在使用している AudioQuest SR15/4 は高級ケーブルではありませんが、気持ち低音寄りのバランスタイプと感じ、気に入っております。ただ解像度の低さが難点でしょう。
そこで解像度を上げるなら、RCAでそれを体験できた KIMBER KABLE 製のSPケーブルを試してみようと、購入しました。
KIMBER KABLE 4TC-AN
D&Mの正規品を購入。
キンバーケーブルも偽物が出回っているそうなので、注意したいですね。
やっぱ偽物の出所はあそこの国でしょうか。
あらゆる贋作の一大生産地。
ただある村では、歴史的に有名な絵を「模写」とちゃんと明示し、売っていました。
そこは村民の大半が絵描きで、かなりの腕前が多いため、ホテルのエントランスに飾る等の目的で、世界中のバイヤーが買い付けに来ています。
贋作の大規模取引地域ですが、意味合いは全然違いますね。
そのように人を騙す目的では無い贋作であれば良いんですが。
以下の機器で視聴しました。
PC:自作 Windows7 Corei5
USBケーブル:Transparent PUSB2
使ってみた
レミオロメンのベストアルバム。
この中から1曲目の「Sakura」で確認。
GO ! GO !
予想していた通りの高解像度!!
ただ・・・・ただ・・・・・・・・
低音が出ないっっ!!www
いや、それもある意味 予定調和なのでしょうが。
音は非常に解像度が高く、何より良いと思ったのが、高域寄りにも関わらずシャリシャリ感が少ない。
この点は素晴らしい。
これだけの高解像度でボーカルのシャリシャリ感が薄いのは、レベルの高さを窺わせます。
ただとても残念なことに、低音が一気に出なくなる。寂しいです。
ドラム系のパワーが明かに不足気味。ベース音も聞き取りにくい。
もしこれをオーディオでは無く映画に使うと、いくらウーファーで補っても、フォローできない領域の低音貧乏。
今回は私の嗜好に合わないためこのような結果に終わりましたが、恐らく低音が強く出過ぎるアンプやスピーカーと組み合わせると、このケーブルがバランサーとなり、素晴らしい調和を魅せてくれる可能性があります。
自分の機器特性を見極めて使える方には、これに代わるケーブルを探すのは難しいぐらいにストライクとなるかもしれませんね。
面白いメーカーです、KIMBER KABLE。
そしてまだまだお世話になります、AudioQuest SR15/4 様。