LUXMAN DA-100 を使ってみた
PCからヘッドフォンで音楽を聞くのに、ONKYOのサウンドボード SE-200PCIからアナログ出力し、オーディオテクニカのヘッドフォンアンプ AT-HA20へ。
この構成でずっとやってきました。
SE-200PCIは、Sound Blasterシリーズより音がスッキリする感じがし、良い意味でONKYOの音色を奏でてくれるお気に入りです。
またAT-HA20はお手頃価格な割りに、なかなか良い音かと思います。
が、USBケーブル接続による外部DAC製品が増えてきた昨今、他の機器も集約できる利便性を鑑み、評判が良いLUXMANのDA-100を購入してみました。
初のLUXMAN製品。小型ですが安っぽさは皆無。
嫌みのないシルバーで、しっかりとした重さがとても好印象です。
以下が視聴に使った機器です。
PC:自作 Windows7 Corei5
再生ソフト:JRiver Media Center
USBケーブル:Transparent PUSB2
RCAケーブル:HITACHI Melltone
ヘッドフォン:audio-technica ATH-W100
使ってみた
ネット上ではとにかく高評価しか目にしません。
またよく世間で言われる「ラックスの甘い音」というのをDA-100で体験できるのでしょうか。
といってもラックスの音を知らないため、聞いて分かるものか謎です。
流してみたのは以下のアルバム。
※CDからJRiver Media Centerで44.1KHz flacリッピング
Sleep Through the Static
ジャック・ジョンソンのしっとりとした歌声をPlay!
そこから流れてくるのは
とてもクリアでスカッと晴れ渡る青空のような空気感!
ジャック・ジョンソンの生き生きと弾むような声があたかもたおやかな陽光ふりそそぐ草原を優雅に駆け抜ける駿馬のような躍動感で
って全然 甘くねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!
初めてのLUXMANだが、これが「甘い音」なんて絶対にあり得ない。
ノイズのない綺麗な音、ゆったりではなく元気なキレを感じるアクセント。
これはジャズやクラシックより、ポップスや電子音系が合うのでは?
後、空間(音場)は広さを感じず、耳のすぐそばで音が鳴っています。
ネットの評判では「暖かい」という表現がよく出てきますが、私はそのように感じません。
これのどこが暖かいのだろう・・・・。
ま、感じ方は人それぞれでしょうが。
少なくとも寒々しい音ではありません。
尚、AT-HA20と比べると解像度の違いでDA-100に軍配。
高・中・低音とも、どこか突出することはなく平均して聞こえ、バランスの良い音ではないでしょうか。
甘い音は皆無でしたが、小型サイズでデジタル接続の種類が(私には)必要十分、価格に対して高級な佇まい。
ポップス中心に聞くのであればとても良い製品だな、と思います。
ただ当然ですが、ヘッドフォンやスピーカー等、直接音を出す機器に比べると劇的な変化はありませんので、過度な期待は禁物。
※1年以上使用しても、音は甘くならず元気に鳴り響いてますw