LUXMAN DA-200 を使ってみた 1回目
以前にLUXMANのDA-100を購入、特に不満も無いのでそのまま使っています。
もちろんスピーカーやヘッドフォンと違い、音に極端な変化はありません。
ありませんが、1ランク上の「DA-200」はどうなんだろうと気になり始めました。
そうなるともう使ってみないと気が済まない。
FUJIYA AVIC を見てみると、良さげな中古があったので、買ってしまいました。
LUXMAN DA-200
発売当時は予約しなければ手に入らなかったとか。
PCオーディオを楽しむDACの定番品でしょう。
そういえば以前ハードオフのHPを見たとき、LUXMANが海外製品の分類に。
日本のメーカーですから、ハードオフさん・・・。
何はともあれ、DA-100より遥かに大きく存在感がぱない。
中の写真を見れば分かるとおり、かなりしっかりと作り込まれてます。
さすがはLUXMANですね。
俄然期待してしまいますが、過度な思い込みは禁物。
音を出す下流と違い、そこまでの大きな変化は無いでしょうから。
以下の機器で視聴してみました。
PC:自作 Windows7 Corei5
再生ソフト:JRiver Media Center
USBケーブル:Transparent PUSB2
電源BOX:CSE CX-63
電源コード:XLO PL1500
LUXMAN JPA-10000
使ってみた
まずは私が最も多く使う、ヘッドフォンアンプを試してみます。
ネット上では、DA-200のヘッドフォンアンプの能力を絶賛する文章が非常に多く見られます。
ま、私の腐った耳でどこまで感じられるか・・・。
e-onkyo musicでFLAC 192kHz/24bitが販売されています。
録音年が2014年4月と新しい。
小学2年生の時に初めて聞いて好きになった「乙女の祈り」を流してみます。
※注意※
ブログ主は乙女ではなく男です。
DA-100で聞いてみた後にDA-200に切り替えてスタート。
それが正直な感想です。
ネット上でDA-100とDA-200では雲泥の差のように書いている記事もありましたが、少なくとも私には、そこまで大袈裟に騒ぐような差は感じられません。
ただ 勿論、それなりの変化はありました。
私が聞いてみた感覚は以下です。
DA-200のほうが少し空間が広く感じられます。
DA-100は間近で音が鳴っていましたが、DA-200では「ほんの若干」ですが、広がりがあります。
ただそのちょっとの差は、ヘッドフォンという環境では大きいと考える方もいるでしょう。私はDA-200の方が好みです。
DA-100を暖かい音という方もいますが、私は全くそう思いませんでした。
比較対象によるかもしれませんが・・・。
DA-200は柔らかくて暖かい、少しゆったりとした音だと感じます。
DA-100は見事なまでにクリアでスカッとした音質なので、ポップスや電子音系を聞くには非常に良いと思います。反面、クラシックやJAZZのような空気感が必要とされる楽曲では「雰囲気」が出ません。
それに対しDA-200は、空間が多少広がり且つ柔らか(取りようによってはnoisy)な音場が、雰囲気を作り出してくれるという違いがあります。
そのため今回のようなピアノ曲を、雰囲気も合わせて聞きたいならば、DA-200が好ましいでしょう。
特にこの音源はもの凄く「ホールで聞いている」感じの録音なので、これをDA-100で聞くのは勿体ない。
ホール特有の響きとピアノの柔らかなタッチが、少し空間が広がって流れ、乙女の祈りの優しい旋律が聞けます。
DA-100だと何か固いです。
解像度に差はほぼ無いような・・。
敢えて言うならクリアな分、DA-100と「感じる」かな?
これはどちらが勝っているかというより、好みの問題でしょう。
ポップスや電子音中心ならDA-100が元気に聞かせてくれます。
オーケストラや様々な音楽を聞く、音場は少しでも広いほうが良い方はDA-200ではないでしょうか。
あと柔らかい分、DA-200のほうが長時間のヘッドフォンリスニングは楽かも。
ただこれはあくまでヘッドフォンアンプのみを使用した感想です。
後日にDACを使い、スピーカーから鳴らしてみたいと思います。